学校の成績が悪い、模擬試験の成績ももっと悪い、 英語は中学生で習うこともあやふやだ。
「さて、どうするか?」
塾や予備校に通う、家庭教師に習う、などなど対処法はいろいろと考えられるでしょう。
例えば、大手予備校の集団授業を受講する。
本を何冊も出しているような講師の先生が、面白くわかりやすく授業をしてくれる。
わかった・理解したと思う。
問題を解いてみる。
解けない・・・。
こんな中高生は多いと思います。
前にも書いたように、予備校の授業を否定するものではありません。
しかし、予備校に通って授業を受ければ必ず学力がつく、と短絡的に考えることはおやめください。
大手予備校は東大・京大に千名以上も合格者を出したと喧伝しています
しかし、ご存じのとおり、その千名の中には、模試だけ受けた生徒・ 講習を一度だけ受けた生徒もカウントされています。
一年間その予備校の授業を受け続けた生徒だけがカウントされているわけではありません。
また、予備校に通って東大や京大に合格して実績を出している生徒の多くは、進学校で一定以上の成績を収めた、特待生(授業料をほとんど払っていません)であることも多い。
その他の生徒は、予備校からは「お客さん」と呼ばれて予備校の利益に貢献しているわけです。
実際、予備校に通ってもさっぱり成績が上がらない生徒はざらにいるのです。
大手の予備校に通っても成績が上がらない、そこで塾を探してVキャンパスに行き着いた、そんな生徒もたくさん見てきました。
予備校に通っても成績が上がらなかった、そんな中高生の学力と成績を上げるためには何をどうすればよいのか?
まず、学習環境を整えてあげることです。
次に、基礎的な問題演習を継続的に行なわせることです。
さらに、これらの指導は一定以上の学力と経験を備えた者が行う必要があります。
これ以上はあえて書きません。
が、学力を上げるプロセスを度外視して雰囲気に流された行動をすると、貴重なお金と時間を無駄にすることがありえる、とだけは申しておきます。