Zくん(2016年 京都大学・工学部(情報学科)合格 洛星高校卒)

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私が育星舎に初めて来たのは、小学二年生のときに「マナスクール」(現「マナ英才学院」)に通うことにした時でした。その後理系分野に興味を持ち、「科学の学校」にも通うようになりました。実を言えばマナと科学は私にとってずいぶん前の話であまりはっきりと覚えているわけでは無いのですが、私の算数(数学)の基礎的な考え方や物理化学への興味を養ってくれていたような気がします。

小学四年生となり、中学入試を見据えて、私はそのまま「入江塾」に入塾しました。当時育星舎は今ほど大きくなかったのですが基本スタンスは今も変わっていません。生徒を志望校や学習到達度で画一的に扱う一般的な大手の塾では合わなかった私にとって、入江塾は快適で適切な勉強方法を提供してくれました。

無事第一志望の中学に入学させていただき、その後しばらくはどこの塾にも行かず、学校の勉強のみでなんとかしていました。しかし、そろそろ受験を考え始めた頃には、せっせと塾に通う周りの同級生を見て、内心は不安でした。そこで学校の担当教師一人に頼ることを止め、自分の勉強時間の不足を解消するため、この「Vキャンパス」へとお世話になることにしました。

Vキャンパスを選んだ理由は中学入試の時と同じです。大手予備校生は私には務まらないことは小学生の時にわかっていましたし、育星舎は生徒一人一人に合った学習法を可能にしてくれると思ったからです。

化学は、私は最初から最後まで指導していただきました。通い始めは遅れていると感じていたにもかかわらず、受験前には必要なことは終えて、自信をもって本番に臨むことが出来ました。

長文英訳は、過去問を一文ずつ訳し読み進めながら解説していただく方式であったため、志望校の問題傾向に沿った学習ができ、京大に頻出の単語・熟語・文法を重点的に把握することが出来ました。

国語は、理系に合った読み方・書き方があることを、またそれ故に、理系の多数の受験生のように配点が低いことを理由に捨て科目と認識していては勿体無いことを痛感させられました。現代文・古文共に文章のテーマごとに体系的な読解と解説を繰り返すことで、どんな文章に出会っても答案作成に必要な単語・構想が頭に浮かぶように訓練されていったと感じます。事実、入試本番でも国語への自信は他受験生に対してアドバンテージがあるという精神的余裕としても働きました。

その他センター対策や物理・和文英訳・数学は、わからないところや添削希望があれば、いつでも先生に教えを求められるという環境の中で、学習法や内容についてアドバイスを受けながら自習を行いました。自分一人で計画を立てて遂行していかなければならない状況に比べれば、ずっと効率的な自習が出来たと思います。

このようにVキャンパスでは生徒ごと、科目ごと、単元ごとに最適な学習が可能です。私の合格はVキャンパス無しではありえませんでした。生徒一人のために力を尽くして下さった先生方に感謝しています。