Oさん(2013年 京都大学 医学部(人間健康科学科) 合格 堀川高校卒)

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「あ、あった…」

パソコンの画面にずらっと並んだ合格者受験番号一覧の中に、確かに私の受験番号がありました。

思い起こせば、私がVキャンパスと出会ったのは高3の4月でした。

当時の成績は、苦手教科はもちろんのこと、全体の成績も決して良いものではありませんでした。今まで得意科目としていた数学の成績が、少しずつ下がり始め ていることは大きな焦りにつながっていました。さすがにこのままではいけないと思い、今までの勉強スタイルを見直し、自学自習ではどうにもなりそうにない 国語と英語をVキャンパスで指導していただこうと思い、入塾させていただきました

先生と相談させていただいた結果、週に2回のペースで通塾することになり、確実に国語と英語の勉強時間は確保できるようになりました。

しかし、Vキャンパスでの指導は、自分が想像していたものとは大きく異なり、初めのうちは戸惑いを覚えました。国語の指導では、「京大や東大の過去問を やってみましょう」と初回から言われ、「基礎もなっていないような私に先生は何をおっしゃるのだろう」と思いました。英語の指導においては、Vキャンパス のある作業が基本でしたが、それに私はあまり意味を見いだすことができませんでした。

しかし、入塾時に「Vキャンパスでは、その人に見合うと判断したラインから指導を始める」ということを聞いていたため、「これは必ず成果につながる指導なのだ」と先生を信じ、言われた通りのことをきちんとこなすようにしました。

すると2、3ヵ月もすれば、国語の文章に対する抵抗がなくなり、どんな難解なものにでも立ち向かえるようになっていました。また、その作業の効果により、 一度覚えた英単語は簡単には忘れなくなり、英文も明らかに読みやすくなっていました。 ただこれだけのことが私にはかなり衝撃的で、力がついてきたことを身にしみて感じた瞬間でした。

この頃から、Vキャンパスに通って力をつけようという思いが強くなり、納得がいくまで粘り強く問題にあたることを意識し始めました。そうすることで、自信 をなくしかけていた数学も徐々に自信をとりもどすことができ、成績は伸びていったように思います。このように、二次試験の対策は着実に進めることができま した。

一方、センター試験の対策は年末から本格的に取り組み始めましたが、苦手科目であった地理の点数を伸ばしきれずに、本番では失態をおかしてしまい、センター試験だけでの志望学部内順位はひどいものでした。すごく落ちこみ、二次試験の勉強をする気がおこりませんでした。

しかし、こんなときに私を励まし、支えてくださったのは、やはりVキャンパスの先生でした。「二次の勉強をこれだけやってきたのだから、二次力はついてい る。逆転は可能だ。」 そうだ、二次の勉強を随分前からやってきたじゃないか。逆転も可能かもしれない。あと1ヶ月、気を取り直して真剣に頑張ろう。本当にそう思いました。

もともと早寝早起きは苦手でしたが、1ヶ月間は頑張ろうと決め、朝型に切り替えました。分からないところは先生にすぐに質問し、少しでも苦手を克服するよ うに努めました。また、自分の過去問の答案を、Vキャンパスと学校の両方の先生に添削をお願いすることで、さまざまな角度から答案を見てもらおうと、自分 なりに工夫しました。悔いのないような1ヶ月をおくることを心がけました。

「受かると思うよ。」 入試の前日、先生に何気なくかけられた言葉でしたが、入試当日は私にとって強い味方となりました。受かってやるんだ。その一心で最後の1秒まで、解答を続けました。

今、憧れだった京都大学への切符を手にし、こうやって合格体験記を書かせていただいていることを光栄に思います。

これは、一重にVキャンパスの先生方のおかげだと思っています。唐突な質問にも嫌な顔ひとつせずに答えてくださったり、精神面で何度も支えてくださったりと、私ひとりでは乗り越えられない壁を共に乗り越えてくださいました。

Vキャンパスに通うことなしに、合格はありえませんでした。

1年間、お世話になりました。本当にありがとうございました。

Oさん(2013年 京都大学 医学部(人間健康科学科) 合格 堀川高校卒)のお母さん

娘は高校2年の冬頃から成績が徐々に下がりだし、焦りが見てとれるようになり心配していたところ、友人より「Vキャンパスの個別指導を受けてみてはどうか」と薦められました。娘は今まで個別指導を受けたことがなく、この指導スタイルが合うかどうか不安でした。

体験授業を受けさせていただいた結果、「丁寧で分かりやすかった。ここに通いたい。」と言ってきたので、娘自身が納得しているのであればとお世話になることにしました。高校3年4月のことでした。

入塾し個別指導を受けるものの、すぐに成果として現れるのは難しいようでした。不安と焦りから幾度も林部先生に相談させていただきました。先生は、「時間 がかかります。力がついた時点で成績は上がります。もうしばらく我慢して見守ってやってください。」とおっしゃられたので不安も抱えながらではありますが 辛抱強く待とうと思いました。

秋に受けた模試から国語の成績が徐々に伸び始め、他の教科の成績も一緒に伸び出したようでした。この頃から娘の表情が少し穏やかになってきたように感じま した。改めて林部先生のおっしゃった通りだと実感しました。これからも時間がかかるものの、センター試験と二次試験に照準を合わせていけば道は開けるかも と前向きに考えられるようになっていました。

前向きな気持ちでいたつもりでしたが、センター試験では思うような点数がとれず、その結果だけが頭をめぐり気だけ焦ってしまいました。そんなときも「二次 試験まで1ヶ月もあります。全力でフォローします。任せてください。」と林部先生は不安になる私達親子を心強く励ましてくださいました。その温かい心の支 えがあり、私も娘も気を持ち直し二次対策に集中することができました。

このように1年間、学習面はもちろんのこと精神面でも娘を支えて頂き、状況に応じて的確なご指導を続けてくださった林部先生をはじめ先生方に感謝いたしております。