BGさん(2024年 大阪大学 法学部 法学科 合格 京都女子高校卒)

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私がVキャンパスに通い始めたのは高校2年生の春でした。
現役生の頃は週1回国語の個別指導のみを受けていて英語と数学は別の塾に通っていました。
国語の指導では定期試験前には対策をしていただきながらも、早い時期から大学入試に向けて東大や京大の二次試験の演習をして添削していただきました。 そのおかげで文字数の多い記述に早くから慣れることができたと思います。 後期入試の小論文の対策もしていただきました。
現役の年は京大を受験しましたが結果は不合格でした。

あと1年受験勉強を続ける自信も気力もなかったし、大学で学びたい学問が自分の中で明確に決まっていたこともあり、浪人はせず滑り止めの私大に行きたいと思っていましたが、両親からは浪人を勧められました。
なかなか決断できず悩んでいましたが、塾長の林部先生に強く勧められたこともあり、浪人を決意しました。
また1年間嫌いな数学を勉強するのかと思うと憂鬱でしたが、やると決めたからには絶対に結果を出そうと気持ちを切り替えました。

現役生の頃は国語しか習っていなかったので、数学や英語の個人指導を受けるのは初めてでした。
どの教科も基礎から固めなおすという方針のもと、夏までは徹底的に基礎固めをしていただきました。
個別指導だったため指導中に分からないことがあれば気軽に質問ができ、先生方も私が理解できるまで徹底的に教えて下さいました。
特に、数学と化学基礎を担当していただいた林部先生からは、分からないことがあったらどんなに些細なことでも質問して良いと言っていただき、時には開講時間が終わった後も質問対応していただきました。
結果的に阪大を受けたこともあり、基礎固めを徹底していて本当に良かったと思います。

出願校を阪大に決めるまではかなり悩みました。 共通テストの点数は去年と比べて30点ほど上がりましたが、京大は二次の比率が高いため二次数学への不安が拭えずにいました。 家族や先生方にも相談し、最終的に阪大に出願することにしました。その際、英語担当の佐藤先生から「あなたが決めたならそれが正解だと思う」「逃げではなく勇気ある撤退だよ」と言っていただいたおかげで、自分の決断に自信を持って二次試験まで勉強することができました。

本番では数学が難化したので手応えはそれほどなく合否発表までドキドキしましたが、無事に合格することができて嬉しかったです。 結果的に当初目指していた京大ではなく阪大に通うことになりましたが、出願の際に徹底的に悩んだ上で自分で納得して決断し、それを家族や先生方にも肯定して応援していただいたおかげで、後悔は全くなく、とても晴れ晴れした気持ちです。 浪人を決意した1年前の自分にも感謝しています。
最後に、3年間ご指導いただいたVキャンパスの先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。今まで本当にありがとうございました。

BGさん(2024年 大阪大学 法学部 法学科 合格 京都女子高校卒)のお母さん

娘がVキャンパスに通い始めたのは高校2年生の時です。国語に苦手意識があり、その対策のためでした。複数の塾を検討するなかでこちらにお世話になることにしたのは、本人が個別指導を希望したことと、以前より知り合いの保護者の方から「中学受験時に通っていた入江塾(=育星舎グループの中学受験塾)が大変良かった」と伺っていたからです。Vキャンパス(=育星舎グループの大学受験塾)は、中高一貫校向けの指導体制がととのっていて、個々の学校の授業に応じたきめ細やかな対応をされている点も決め手でした。

現役の時は残念ながら志望校に届きませんでした。やりたいことを我慢してストイックに努力する姿を見ていただけに、親としてはこれで終わるのが忍びなく、浪人をすすめました。本人は受験勉強を続けることに消極的でしたが、「あと1年頑張ったらどうか」と娘の背中を押して下さったのは林部先生でした。

浪人生活を始めるにあたり、いわゆる大手の予備校もいくつか見学しました。でも自分のペースで主体的に学習したかった娘にはフィットせず、「Vキャンパスの方が合うと思う。自分のことをよく知ってもらっていて安心できるし、ここで頑張りたい」と通塾を希望しました。林部先生、佐藤先生に相談すると「浪人生を引き受けるからにはこちらにも覚悟が要りますが、一緒に頑張りましょう」と言っていただき、社会以外の教科を個別指導してもらう日々が始まりました。指導の際の先生との雑談は、高校のように同級生とのおしゃべりや行事等もなく、自宅と塾の往復という単調な毎日を送る娘にとって、少し緊張が緩んでホッとできるひと時だったと思います。現役の時に比べて食欲があり睡眠も取れて健康的に過ごせていたのは、孤独な浪人生活をメンタル面でも支えていただいたお陰だと思います。

親としては、この1年間「子どもと先生を信じて見守る」ことを自分に課しました。基礎からの学び直しに「間に合うのかな」と不安になったり模試の結果に一喜一憂したりと、「信じて見守る」ことの難しさを痛感しましたが、先生方が娘と真摯に向き合っておられることもわかっていたので、揺れながらも不安な気持ちを何とか抱えることができたのだと思います。共通テストの後で最終的に志望校を変更しましたが、その際も本人が葛藤し、先生方や周囲の人に相談した上で納得して自分で決断したので、親の方もその気持ちを大切にして応援しようと自然に思えました。

大学受験を終えた今、娘はこの1年で精神的にタフになったと感じます。本人も「Vキャンパスの先生は、勉強を教えるだけでなく、真剣に自分と向き合ってくれた尊敬できる大人」と、先生方との出会いに感謝しています。3年間親子共に支えてくださり本当にありがとうございました。