BKくん(2025年 福井大学 医学部 医学科 合格 洛星高校卒)

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僕は洛星入学後、最初二回の考査時に学年順位180位台を記録し、学生としての本分が全くできていなかった落ちこぼれでした。Vキャンパスは学校の進度、生徒の実力に合わせた指導をしてくれるということで僕にはピッタリの塾でした。

入塾後暫くはなかなか良い成績を残せなかったのですが、中学二年の前期末考査で転機が訪れます。この考査の前の面談で担任の先生からこのままでは高校進学が危ういとのことを告げられました。(ホントはそれ程絶望的な状況ではなくただ僕を奮起させる為についたウソだったのですが)
焦った僕は考査二週間前から勉強に励み、考査期間中にはあまり勉強をしなくても点が取れる状況にまで持っていきました。その結果、主要科目での学年順位は180番台から65番前後にまで一気に上昇したのでした。この成功は平均点を超えることさえ絶望的だった自分に大きな自信を与えてくれました。一度超えた平均点は自分にとって、もはや超えることのできる壁でした。

以後平均点を下回ることは少なくなり、学年最下層からの脱却に成功したかのように思えたのですが、高校二年へと上がったタイミングで数学によって再び苦しめられます。僕はその頃から医師になろうとぼんやりと思っていました。医学部は勿論理系ですので数学は大変重要な科目です。しかし高校二年から始まった数学IIIは今までの数学とは遥かに難易度の違うものであり、また科目全体における数学の比重が大きくなったこともあり、僕は再び学年下位層へと押し戻されました。今まで以上に林部先生に質問をし、分からない問題を徹底的に無くすことを心がけました。その努力の甲斐あって高校三年の頃には平均を10点ほど上回る点数を取れるようになっていきました。

しかし受験が近づくにつれてまた違う問題が浮上しました。模試の結果を見るとどうやら英語も苦手らしいということです。
僕の担当の大西先生の指導の下、文法の基礎固めと単語力の養成を行いました。
しかし、苦手科目への対応の遅さとそもそもの受験勉強のスタートの遅さが災いし(僕の部活はなんと高校三年の七月二十三日でようやく引退となる)、現役での合格を掴むことはできませんでした。

浪人時は主に駿台予備校に通い週に一度Vキャンパスで指導を受けるという形をとりました。駿台の授業は高度で分からないことが多く、林部先生のお陰でなんとか理解し、モノにすることができました。
共通テストではリスニングで大きく転けることとなり志望校を下げることになりました。前期までは今までの学習の穴を埋める作業に重きを置いて勉強しました。
結果、福井大学医学部に合格することができました。

受験生はついつい難しい問題集に手を出してしまいたくなりますが、まとめて基礎事項を押さえる期間の確保も大事だと思います。各教科自らに合った勉強方法を模索することが合格への近道となります。周りの意見に振り回されず、我が道を進んでください。

最後になりましたが、これまで6年以上もの間、僕の勉強の面倒を見てくださったVキャンパスの先生方、今まで本当にありがとうございました。これからも多くの逆転劇を支える塾として頑張ってください。

BKくん(2025年 福井大学 医学部 医学科 合格 洛星高校卒)のお母さん

息子は洛星中学校に入学し水泳部に入部、中高合わせて六年間所属し充実した部活動と学園生活を送りました。勉強に関しては中学一年生の一学期に悪い成績を出した為に塾を探す事にしました。洛星の優秀な同級生達についていけるようになって欲しいとの願いからでした。水泳部は練習が非常に多く、部活を休まずに通えることを条件にすると個別指導のVキャンパスが適していると判断しました。

入塾してからは、少し改善したものの芳しくない成績が続きました。心配はしましたがテスト前になると22時まで勉強を見て頂けて、安心感があり非常に助かりました。主な教科は英語と数学になりますが、理科系を教えて頂く事もあり柔軟な対応はありがたかったです。徐々に成績は平均的な評価になりました。

高校二年生になり医学部志望を決めたものの、部活動が高校三年生の七月の大会出場で引退となる為、八月から受験勉強に集中する予定でした。しかし実際は中々身が入らず、結果的に現役での大学合格は叶いませんでした。

本人も、準備と実力不足、勉強時間の足りなさは痛感しており、医学部以外は受験せず浪人を覚悟していました。講義を受けたいため駿台予備校に通いながら、Vキャンバスで自習の補助をしていただきました。特に英語では駿台ではあまり無かった基礎を何度も復習して頂き、英語の地盤固めに効果的でした。本人曰く勉強の方法を整理できてゴールまでの道筋を立てれた一年だったとの事で、結果的に福井大学医学部合格を掴み取りました。福井県はスキーで毎年何回も訪れている馴染みのある土地で本人の希望でした。これからの大学生活を大変楽しみにしています。

Vキャンパスの先生方には、息子が六年半もの間お世話になり親しくもして頂き、最後まで支えて下さり本当に感謝しております。浪人生活一年間で本人なりに色々気づきがあったようで随分と精神的に成長しました。家にいると親子の摩擦が邪魔することもありましたので、自習の場から一人で過ごす時間が増えて自立心も生まれたと思います。息子にとっては勉強だけでなく効果のある自習時間になったと考えています。最終的には本人次第となりますが、彼には大切な環境だったのは確かです。本当に長い間有り難うございました。