私は高校1年の終わり頃に母の勧めで入塾し、二年間主に数学を見ていただいていました。
入塾した当初、数学の成績はひどいものでした。高校入学後一カ月ほどで学校の授業が分からなくなり、夏休み以降は数学の授業時間のほとんどを睡眠か落書きに費やした結果でした。テスト前であっても数学の教科書や問題集を開くことはほとんどありませんでした。
そのような状態でしたので、指導の時には「これだけ数学ができなくてよく堀川に受かったな」と先生に言われるほど基本的なことを質問し、同じ問題でも何度も分からないと言っていました。しかし、先生はどんな質問でも、何度でも丁寧に教えて下さり、毎日の宿題もきちんと指示してくださったので、私は少しずつ数学を勉強するようになりました。2年の終わりごろには学校のテストの点数もいくらか良くなりました。
入試に向けては、青チャートを一から教えていただいて少しずつ解いていきました。3年の秋ごろには数学はセンターだけと決めましたので、その対策をしていただきました。
最後まで数学が苦手だったことは確かですが、先生方のおかげで、きちんと数学の勉強をするようになり、センター試験本番ではⅡBはほぼ目標通り、ⅠAは目標を10点近く上回る点数を取ることができました。センター試験後は定期的に見ていただくことはなくなりましたが、英作文の添削は何度もしていただきました。先生方には本当に感謝しています。
また、私は何度も志望校を変え、迷い、最後まで「第一志望」と言える大学がありませんでしたが、最終の出願まで相談に乗っていただけたことも本当に良かったと思っています。
最後に、これから受験を迎えられる皆さんへ。分からないことがあれば、先生に質問してください。何度でも「分かりません」と言って下さい。前より少しでもいい点数を取ったら先生に思い切り見せびらかし、褒めてもらって下さい。そして受験を終えたとき、皆さんが「本当に頑張って勉強した!」と思えるように全力で取り組まれることを願っています。
Vさんのお母さん(2016年 大阪市立大学 法学部合格 堀川高校卒)
「数学の成績が悪くて留年するかも…」
娘がお世話になり始めた時はそんな状態でした。
(大学合格後,本人よりこの頃の定期テストの点数が1桁だったことがあると打ち明けられて冷や汗が出ました)
高校の数学の教師とも相性が悪かったようで,本人も全くやる気がなくなっていました。
入塾して間もなく何とか進級し,2年生から娘はまじめに数学に取り組み始めたようです。体調がよくなくて定期の授業をお休みした時も必ず振替の時間を取って下さり,また定期テスト前には授業を増やし,テスト後はゆっくり休むといった生徒第一の授業が娘にはとてもあっていたようです。
センター試験後は数学が必要なかったのですが,引き続き英語や小論文を指導してくださり,「次は○日に塾行ってもいい?」と聞いてくるなど前期試験の直前まで(結局受験しなかった後期試験の前までも)指導いただけたのは心強かったと思います。
本当にお世話になり,ありがとうございました。