この春、私は晴れて東北大学医学部医学科に合格しました。ここでは私が具体的にVキャンパスでどのようなご指導をいただいたのか、合格までの道筋に沿って、ご説明させて頂きたいと思います。現在、Vキャンパスで学ばれている方々のご参考になれば幸いです。
私は今からちょうど6年前、中学1年の前期からVキャンパスに通い始めました。洛星中学校に入学したばかりの私は、学校の勉強についていけるか不安だったからです。 しかし、先生方の熱心なご指導を頂き、なんとか基礎となる学力を身につけることができました。無闇に幾つもの参考書に手を出すのではなく、エッセンスの詰まった一冊か二冊にしっかりと腰を据えて取り組む、育星舎で大切にされているこの学習法がズボラな私にピッタリとあったからだと思います。今振り返れば、こうして中学1年、2年の頃に培った学習習慣が高校進学後、受験勉強に至るまで学業の土台となっていたことは間違いありません。
一般的に進学塾と言うと、将来受験で重要とされる科目(例えば、数学・英語など)ばかりを扱っているイメージがあります。Vキャンパスでは受験科目は勿論、その他の科目の教材も幅広く揃えてあり、受験に関係ない科目であっても必要であれば専門の先生に教えて頂くこともできました。様々な教科を学ぶことができる場所、それがVキャンパスの大きな魅力の一つでした。私は理系学部に進学しましたが、一番好きな科目は日本史や古典でした。大学進学後、専門科目以外にも非常に多岐にわたる学問分野に触れる機会がありますが、中高で裾野の広い勉強をする機会を頂けたことには、感謝の念に絶えません。
最後になりますが、先生方には6年間大変お世話になり誠に有り難うございました。勉学に身が入らない時期や新型コロナウイルスによる休校にも、柔軟に対応して頂き、なんとか合格まで辿り着くことができました。また、中学校の早い段階で自分にあった学習法を確立できたため、勉強だけではなく部活動や学校行事、そして趣味や旅行にも十分な時間を割くことができ、非常に充実した6年間を過ごすことができました。ともにVキャンパスで学んだ同級生にもこの場をお借りして感謝を述べさせて頂きます。
AQくん(2021年 東北大学 医学部 医学科 合格 洛星高校卒)のお母さん
Vキャンパスにお世話になりはじめたのは、中学入学間も無くの時期でした。希望の中高一貫校に合格したものの、学校の勉強についていけるのか不安が大きかったことが動機でした。というのは中学入試の受験勉強はあまり乗り気ではなく、そのため自身の勉強方法を確立できないまま中学に入学し、勉強に対する姿勢そのものに自信がなかったからです。
学校の勉強に遅れないように、取り残されないようにという、積極的とは言えない理由からの通塾でしたが、学校での学習内容をきちんと理解し、自身のペースで何度も復習することで定着させるVキャンパスでのご指導が本人に合ったようで、中学1年生の成績は期待した以上のものとなりました。言われたことをこなす受け身の勉強ではなく、何をどれだけどのように勉強するのかを自分で考え、判断する力が付いたことが、その後の中学、高校での成績、大学入試の合格につながったと考えています。
そしてなにより、Vキャンパスという居場所が出来たことが、心身共に大きな支えとなりました。6年間のうちには心配な時期もあったものの、いつでも安心して受け入れていただける場所と適切なご指導をいただける先生の存在によって、何とか乗り切ることができました。新型コロナウイルス感染症に振り回された大学受験の一年間も、自分を信じて自分のペースとやり方で受験勉強を進められたのは、Vキャンパスあってのことでした。
Vキャンパスの先生方には、6年の長きに渡って良き先生、良き伴走者となって支えていただきました。温かく大きな心で見守ってくださいましたことに、家族一同、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。育星舎のみなさまの今後ますますのご発展を祈念しております。