僕が「Vキャンパス」に入ったのは中学3年生の冬でした。中学受験のときに「入江塾」にお世話になっていたので、同じく育星舎である「Vキャンパス」への入塾を決めました。当時は定期考査直前に詰め込んで勉強していたので、まずまずの成績でしたが、実力は伴っていなかったように思います。
最初は週に1回数学の指導をしていただきました。フォーカスゴールドの例題を先生と一緒に解き、授業で分からないところを質問しました。フォーカスゴールドで基礎は十分に網羅しているという大西先生の言葉を受けて、高校3年生の6月頃まで例題を何度も繰り返し解きました。今思い返すと、直前期に過去問を解いて一気に点が伸びたのはここで基礎を固めていたからだと思います。次に英語も追加で指導してもらうようになりました。デュアルスコープを用いて文法を教わったり、学校で習った長文を先生と読み合わせたりしていました。英語は伸びている実感が湧きづらいですが、やらないと下がるので、週に一回でも和訳する機会を与えてもらえたのが良かったです。さらに高校3年生の夏前から化学も指導していただきました。特に苦戦したのは有機化学です。僕にとっては難しく、学校の授業は理解できなかったので、1から指導していただきました。入試で頻出の「構造決定」は何を覚えないといけないのか、問題文のどこに着目しているのか、理解している人が解く様子を見せてもらい、頭の動かし方が分かったのがとても良かったです。
次に成績について、夏の冠模試は2つとも最低ランクの判定でした。成績について楽観的な僕でも現役では厳しいかなと思っていましたが、林部先生に「まだ現役でいける」と励ましていただきました。秋の冠模試も夏よりは多少マシでしたがひどいものでした。そのときにも「まだ現役でいける」という言葉を頂きました。とても心強い一言でした。共通テストと二次試験の前日には応援メッセージ入りのプレゼントを頂き、激励していただきました。共通テストについては、時間のとれなかった世界史を直前に詰め込んだことしか記憶にないです。その甲斐あってか結果的には想定以上の点数が取れました。続いて二次試験。1日目はあまり緊張せず概ね良好だったと思います。しかし2日目はかつてないほどに緊張していて結構なミスをしてしまいました。実力的には解けるはずの問題だったので、やらかしたなぁという悔しさで合格発表までの間は何も手につきませんでした。正直落ちていると思っていたので、自分の受験番号を見たときは何度も番号を確認しました。その時には受かった実感が湧かなかったのですが、後日大学からの資料が届いてようやく実感が湧いて喜ぶことができました。
僕を合格に導いてくださった「Vキャンパス」の先生方、そして小学生の頃からお世話になった「科学の学校」、「入江塾」の先生方、長い間本当にありがとうございました。
BHくん(2024年 京都大学 農学部 地域環境工学科 合格 洛星高校卒)のお父さん
息子が「Vキャンパス」に入塾したのは中学3年生の冬でした。基本的にはすべてお任せしていたので細かいことは分かりませんが、子供は真面目な性格であるものの塾の宿題の提出率は低かったようです。それでも、子供のペースを尊重してご指導下さったように感じております。Vキャンパスが詰め込み型の指導でなかったので、子供も最後まで通塾出来たのだと思います。
成績について、夏場も秋口も模擬テストの判定はDやEと振るわない様子でした。ただ、学校もVキャンパスの先生からも志望校を考え直すように言われることはありませんでした。年末に本人に気持ちを確認した時、第一志望がダメだったら浪人すると言い切ったので、私からは何も言いませんでした。私としては、現役でどこかに入ってほしいという気持ちでしたが、その気持ちは伝えず本人の気持ちを尊重しました。
そんな中、息子が12月に入りコロナに罹ってしまい高熱で一週間寝込みました。この時期に一週間何も出来ないのは正直きついです。本人が一番焦ったと思います。治ってからもすぐに今までのような生活リズムに戻せなかったので、辛かったと思います。
成績が伸びているのか感触のないまま年が明け、共通テストが近づいて来ました。共通テスト三日前に突然焦ったように世界史の勉強をし始め、(それまでも勉強していましたが…(by息子))当日まで世界史ばかり勉強していました。「もっと世界史勉強しておいたら良かった」と嘆きながら勉強する姿は、痛々しかったです。ただこの時の集中力は並外れていたようで、世界史においては過去問でも取った事のないほどの高得点が取れました。これで安心したのか共通テスト後、少し気持ちが緩んだように感じました。Vキャンパスの先生方からは、ここからが勝負とアドバイスいただいたのですが、少しのんびりムードだったように思います。本人はちゃんとやっていると言っており、Vキャンパスにもほぼ毎日通っていた様なのでこちらは見守るだけでした。そして2次試験を迎え不安に駆られながらも2日間の試験を終えました。
合格発表までの約二週間は本当に何も手につかない不安な日々だったようです。試験前は不合格なら浪人と言い切っていましたが、いざ浪人の可能性をイメージして苦しい様子でした。そうして迎えた発表の日、合格者番号一覧に確かに息子の番号がありました。正直ほっとして、体の力が抜けるような喜び方になってしまいました。
受験生の先輩方のアドバイスにある「朝型の生活リズムにして試験を迎える」とは、真逆のまるで定期考査のような夜型の生活をギリギリまでして試験を迎えましたが、これも息子流のペースで良かったのではないかと思っております。そして本当によく頑張ったと感激しております。
最後になりましたが、Vキャンパスの先生方、 息子の受験勉強を支えて下さりありがとうございました。また、科学の学校、入江塾と育成舎グループには小学校の頃からお世話になっており、長い期間にわたって子供の学習をサポートしていただきました。育成舎グループの先生方本当にありがとうございました。