受験した大学に全て落ち、Vキャンパスに初めて訪れたのが昨年の三月半ば。京大に合格した今、あれからもう丸一年経っていることを思うと、何か不思議な気持ちになります。
私がVキャンパスにて浪人生活をスタートさせたのは、大手予備校の授業が始まる約一か月前。何しろ国公立後期の結果を待たずして始めたわけですから、他と比べてかなり早かったと思います。今思えば「行く大学がない」という不安から、少しでも他と差を作らなければ…と焦っていたのかもしれません。
Vキャンパスでは午後二時から自習、途中一時間の個人指導を挟んで自習、ご飯食べて自習、自習、自習、自習…。伸ばしたい教科、範囲を自由に勉強できるというのは嬉しいものでした。しかし高校での授業形式の勉強に慣れていた私には、スケジュールや教材、勉強方法など、今まで学校に任せてきたことを自分で決めていくことが大変で、最初のうちは「何をすればいいんだろう。」と戸惑っていました。
とはいえスケジュールや教材は簡単に決められます。不安であれば先生に尋ねることもできます。しかしどうやって勉強すればいいのか、これが重要でした。現役時のような「やったらやりっぱなし」の方法ではいくらやっても伸びません。私はこの一見するとごく当たり前のことに気が付かなかったのです。私はこれを英語の個人指導や先生方からのアドバイスを通して学びました。
勉強の仕方ひとつでこんなにも違うんだな、と思います。現役のときはE判定ばっかりだった模試が、今度はA判定ばかりになりましたから。自分でもなんでこんなに?と不思議です。ですがもし勉強法を変えていなかったとすれば、これほど成績が上がることはなかったでしょう。私が京大に合格できたのは、基本的なことから、発展的なことまでこのVキャンパスで学ぶことができたからだと考えています。
最後に、林部先生、山口先生、そして個人指導をしてくださった先生方、一年間お世話になりました。今回の合格は決して私一人の力では成し遂げられないものでした。支えてくださった皆様には本当に感謝いたします。
Rさん (2014年 京都大学 文学部 合格 堀川高校卒)のお母さん
2年前、今回合格させていただきました娘の兄は1浪の後、現役時に合格した大学とレベルの変わらない大学にしか受かりませんでした。私はやりきれない気持でパソコンに向かい「浪人しても不合格」などの語句を検索していました。そこで見つけたのがVキャンパスでした。
現役時、娘は同志社文学部、前期京大文学部は不合格、後期に受験した阪大外国語も受かっている気がしないというので発表前でしたが私の頭に残っていたVキャンパスに連絡を取りました。翌日伺った私と娘に林部先生は後期の発表を待ちましょうとおっしゃり、不合格の発表の後Vキャンパスに娘は通うことになりました。3月下旬のことでした。
その後、娘はただVキャンパスに通い、現役時の敗因は演習不足と林部先生に指摘されましたのでひたすら問題を解いていたようです。
兄である息子は娘と同じ堀川高校卒業後、大手S塾(難関国立大クラス)に通っていました。S塾と比較して私が一番ありがたく思ったのは、結果が出るまで目をかけていただけたことです。S塾では授業が12月またはセンター試験前に終わってしまい、その後は予備校生の自主性にまかされていたようでした。
また、毎月送られてくる育星舎の塾たよりの内容には驚きました。S塾はもちろんK塾、SK塾、個人の英語塾にも子供を通わせましたが、こんなことは初めてでした。さらにS塾にはない英語、国語の指導で娘は自信をつけたようでした。
息子はS塾の授業には全部出席したとのことでしたが、それが結果につながりませんでした。残念ながらVキャンパスの指摘通りです。
今、娘の合格が喜ばしいのは当然ですが、同時に息子の受験時にVキャンパスを知らなかったことが悔やまれて成りません。
林部先生、山口先生、非常勤の先生方、教室の仲間の皆様ありがとうございました。